ジブリアニメの代表作、魅入られた5年間

映画「もののけ姫」。小学校中学年で、ビデオでみました。独特の世界観に圧倒され、息をするのも忘れそうなほど集中してじっと最後まで見た後、繰り返しレンタルショップでビデオを借りては何度も見ました。森の描写の美しさもスタジオジブリならではの美しさで、現実の森よりもずっとリアル感がありました。自分が物語の世界に入り込んで、キャラクターがすぐ隣で息をしているようにさえ感じました。
もののけ姫のサウンドトラックがあるときいて、当時小学生の私は通っていたエレクトーン教室で(電子ピアノです)練習しました。その曲でエレクトーンのコンクールに2度出場し、2回目で銀賞を頂きました。有名なもののけ姫の歌「張り詰めた弓の~」で始まる歌はもちろんですが、アシタカセッキという曲が気に入りました。ストリングスの音をコンクールの会場いっぱいに響いた瞬間に心が震え、鳥肌が立ちました。何度も何度もビデオをレンタルして世界観を表現しようと努力した甲斐もあったというものです。また、アシタカセッキは主人公アシタカの心の動き(自分の信念に対する静かで躍動的な情熱)をドラムの音でクレッシェンドをかけたとき、自分の中で人にこの映画の激しさ、自然の厳しさをとことん表現できました。後にも先にもあんなに練習した曲は初めてでした。5年間練習してきてよかったなあと思いました。
今でも、もののけ姫の映画を金曜ロードショーなどで見ると、当時音楽室で何百回と練習したことを思い出します。私の青春を語るときに外せない曲集です。これが映画の世界と見事にマッチしていて、さすがは巨匠宮崎駿さんだと思います。ミーモの効果が知りたいです。